10月27日、中国駐新潟総領事の崔為磊氏は、管轄地域の柏崎市西山町を訪れて田中角荣記念館を視察しました。その際、康曉雷副総領事などが同行しました。

　崔為磊総領事は「半世紀余り前、柏崎市出身の田中角荣首相は毛沢東、周恩来など一世代上の指導者と共に、巨大な政治的勇気と非凡な政治の知恵で中日国交正常化を推進し、両国関係に新たな章を開きました。今年は『中日平和友好条約』締結45周年です。私たちは国交正常化の初心を守り、平和の理念を堅持し、管轄地域と中国の様々な分野での交流と協力を継続的に推進し、中日友好の事業に寄与して参ります。実際の行動で両国の偉大な指導者に敬意を表して参ります」と述べました。

　田中角荣記念館の責任者は、崔為雷総領事が特別に訪れたことに感謝し、「田中角荣氏は地元の人々に尊敬されており、彼の生前の最も重要な貢献は日中国交正常化を実現したことでした。両国の世代を超えた友好を望んでいます」と述べました。