中国外交部が英外相の発言に反論 安保理シリア決議案の否決で
2012/02/13

 中国外交部の劉為民報道官は8日、最近欧州の某高官がシリア問題について発表した言論に反論し、中国側に対するその非難はきわめて無責任で、下心を持ったものであり、中国としては全く受け入れることができないと強調した。

 2月5日、ロシアと中国は安全保障理事会でシリア問題に関する決議案の採決で拒否権を行使した。これについて、英国のヘイグ外相は声明を発表して次のように述べた。これは「国連の恥辱の一瞬」であり、シリアの民衆に対する裏切り行為だ。ロシアと中国は民衆を残酷に弾圧するシリア政府の側に立ち、アラブや国際社会と対立する側に立っており、暴政と惨殺を助長することになろう。

 劉報道官は定例記者会見で次のように述べた。中国とシリアは長年にわたって友好的な関係にあり、中国はシリア人民全体の友人だ。シリア問題において、中国は終始、シリア人民の根本的利益と長期的利益を守り、シリアと地域の平和と安定を守ることを出発点としている。

 また次のように指摘した。安保理における投票では、「国連憲章」の目的と原則に基づく立場、中国が長期にわたって推進している外交政策に基づく立場をとっている。この立場は、広範な発展途上国の根本的利益と長期的利益を守るためのものでもある。中国は関係方面と共に、緊張したシリア情勢を緩和するために多くの活動を行ってきた。これは国際社会の衆目の一致するところである。

 劉報道官は次のように話した。中国は従来からアラブ諸国の正義の事業を断固として支持している。アラブ諸国との友情は深く、幅広い利益を共有している。

 さらに「中国の行為は公明正大なものであり、中国とアラブの関係に水を差そうとするいかなる企ても徒労に終わるであろう。中国は今後も、シリアの危機を平和的かつ適切に取り除くために努力を重ねていく」と表明した。

(北京2月8日発新華社)

推荐给朋友
  印刷 全文印刷