日本からの輸入禁止食品と農産物の範囲拡大 国家質検総局が発表
2011/04/09

 【新華社北京4月9日】日本から中国に輸出される食品と農産物の安全を確保するために、中国の国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)は8日夜、日本からの輸入を禁止する食品と農産物の品目と産地の範囲を拡大し、検査検疫と監督管理を一段と強化するとの公告を出した。

 日本の福島原子力発電所の放射能漏れ事故が食品と農産物の安全に与える影響の範囲が絶えず拡大し、影響のレベルが一段と深刻になり、世界の多くの国と地域が対策を強化しているため、国家質検総局は8日から、福島県、群馬県、栃木県、茨城県、宮城県、山形県、新潟県、長野県、山梨県、埼玉県、東京都、千葉県の12都県で生産される食品、食用農産物、飼料の輸入を禁止した。

 さらに以下のことを求めた。日本のそのほかの地方で生産される食品、食用農産物、飼料を輸入する場合は、日本政府が発行する放射性物質に関する検査に合格したことを示す証明書、原産地証明を提出しなければならない。各地の検査検疫機関は業者が輸入する食品、食用農産物、飼料について放射性物質に関する検査を行い、検査に合格した商品の輸入を認め、合格しなかった商品を公表しなければならない。

 国家質検総局は次のように述べた。各地の検査検疫機関は規定に基づいて、中国に食品を輸出している全ての日本の輸出業者と代理店に対して報告管理制度を導入しなければならない。日本の食品を輸入する業者は指示にしたがって輸入販売記録を残し、日本から輸入する食品の名称、規格、数量、生産日時、生産ナンバー、輸入ナンバー、品質保証期間、輸出業者の名称、購入業者の名称、連絡方法、納入期日を正確に記録しなければならない。

 また次のことを求めた。日本から水産物を輸入する場合は、事前に検疫審査認可手続きを行わなければならない。「輸入動植物検疫許可証申請表」に、以下のことを正確に記入しなければならない。「生産地」の欄に、水産物の原料養殖地が所在する県の名称、漁獲した区域、国連食糧農業機関(FAO)の漁場ナンバーを記入する。「輸送ルート」の欄に、加工場の住所、商品輸送ルートを記入する。日本国内を経由した場合は、通過した県の名称を記入する。海運の場合は、出航した港の名称を記入する。

 国家質検総局は3月24日、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県で生産される乳製品、野菜とその製品、果物、水生動物、水産物の輸入を禁止する公告を出している。

(新華網日本語=中国通信社)

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