ワン・クリック救済 中国のミニブログで日本への応援メッセージ
2011/03/24

 3月21日、日本僑報社編集長兼日本湖南人会会長の段躍中氏は、コラムの「中国の草の根活動ワン・クリック救済、ミニロブログで日本への応援メッセージ」を発表し、東日本大震災発生後、中国の民間による日本への義捐金募集活動の幅広い展開を呼びかけ、そしてミニロブログなどの新しい情報発信の場でさらに多くの中国人が絶え間なく日本の被災民を鼓舞激励し、彼らが一日も早く困難を切り抜けることを祈っていることを伝えた。

 コラムの概要は以下の通り

 日本で発生した大地震とそれに伴って発生した津波は多くの死傷者を出し、多大なる家財の損失をもたらした。そして福島第一原発の地震の被害による放射能漏れの危険によって日本全国をはじめ全世界に緊張が走った。各種救援作業が進むにつれて、多くの中国人が日本救済にも援助の手を差し伸べるようにり、さらには、多くの中国人がミニブログ(中国語の「微博」)などの場を通じて、被災した日本人に鼓舞激励と希望を持つようにメッセージを送っている。そして多くの中国の若者が日本僑報社のミニブログで、日本の被災者への義捐金と義捐物資の提供の意を表明し、わずかながらも貢献をし、被災区の人々が一日も早く正常な生活に戻れることを祈っている。

 ある中国の大学生は日本僑報社のミニブログで次のようなメッセージを書き込んでいる。「日本で発生した大地震に大変心を痛めています。被災地の被災者に救援の手が行き届いていない現状を知り、心から彼らの助けになりたいと思っています。自分自身は卒業もまだしていない一介の大学生ですが、微力ながらも力になりたいと思っています。今年大学院に合格し、学費を稼ぐためにアルバイトをしていますが、現在はまだ研修期間でありお金がありませんが、申請していた国の学費補助金を寄付に回すことはでき、私の学費が直接人助けのために役立ててもらえるのであればと考えています。しかし、寄付する正式なルートがわからないため大変申し訳ありませんが日本僑報社のお力を借りしました。日本へその旨をお伝えくださることを重ねて感謝いたします。」

 別の一般フリーターは、日本僑報社のミニロブログに次のようなメッセージを書き込んでいます。「私は義捐金1000元を寄付しようと考えていますが、友達にちょっと相談したところ、彼女は現実的な話、無理があると言いました。たしかに自身には他人事にかかわっている余裕はありません。だけどそれでも寄付したいと思います。匿名での義捐金の寄付を希望します。自分もちょっと苦しいけれども、この1000元で被災地の人が温かい布団をかけ少しでも笑顔を取り戻すことができれば、私も大変うれしく思います。」

 またあるブロガーは、日本僑報社のミニロブログに次のようにメッセージを書き込んでいる。「人を感動させるほどのものではないとは思うが、力づけることができると思う。『日本と戦争するとき、自らが先頭に立って!日本に援助の手を差し伸べるとき、自らも先頭にたって!』中国にとってライバルとなるような日本への一日も早い復興を願っています」

 以上のことからわかるように、多くの中国人の心中には、日本という国家に対する複雑な感情がある。加えてここ数年中日関係は紆余曲折があり、国民感情は殊更脆弱になっている。直近では2010年の釣魚島漁船衝突事件によって両国の官民両方の関係は冷え切っており、両国民の相手国家に対する反感は未だかつてないまで高まった。2008年5月12日、中国四川省で発生した大地震は中国国民の記憶に未だ鮮明であり四川大地震の救援過程で日本が援助の手を差し伸べてくれたことも、両国の国民の記憶に新しい。

 3月11日に日本でおこった大地震では中国と日本が役割を替え、似たような被災経験が両国民の心を近づけたことは疑いないだろう。この種の中日間にある地震で被災したという「共通の経験」は、両国の国民感情の交流を疑いなく推し進めてくれるだろう。多くの中国人が心のわだかまりを捨て日本の被災者のために幸あることを祈っています。

 中日関係はずっと比較的脆弱なものだったが、2008年の四川大地震で、日本の各界は中国の地震に対して援助の手を差し伸べ、両国の国民感情は大きく改善した。しかしその後の「毒入り餃子事件」「釣魚島沖漁船衝突事件」はまた両国の国民の相手に対する好感度を下げてしまった。

 今回の日本の大震災で、中国の圧倒的多数の人がわだかまりを捨て、日本のために、高尚な人道主義的な思いを表している。中日両国が今回の日本で起きた大地震の救援によって国民の間にもたらされた友好の感情を大切にし、中日関係を長期的にさらには、強固なものに発展させることを願ってやまない。(訳・村上美穂)

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月23日

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