中日一致団結して立ち向かうべき 大震災に
2011/03/13

 日本時間3月11日14時46分、宮城県及び東北地方はマグニチュード9の大地震と津波に見舞われた。これは日本の観測史上最大規模の巨大地震である。悲惨な被害を物語る光景がネットを通じて世界中に広まり、人々の目の前にありありと広がった。次々と襲ってくる高さ何mにも及ぶ大きな津波、一瞬で田んぼや家屋など、村を丸ごと飲み込んでしまった。家の中の人々は無事だろうか。とても心配だ。

 今回の大地震が日本にもたらした被害は、「中規模の戦争」にも劣らない。特に東北地方の宮城県、岩手県、福島県の被害は甚大だ。広い範囲で、交通機関、電力供給、水道水供給、生産システム、物流システム、通信システム、生態系などが未曾有の被害を受けている。最初に出されたデーターでは、地震による死者・不明者は1300人に上る。

 愛は国境を越え、困難はともに乗り越えられる。地震発生の当日、中国国務院の温家宝総理はすぐさま菅直人首相宛てに慰問の電報を打ち、「中国政府を代表して、日本政府及び日本国民に深くお見舞い申し上げたい。我々は日本が必要な援助を提供する」と述べた。3月10日、中国雲南省盈江県ではマグニチュード5.8の地震が発生したばかりで、政府と人々は救援に追われていたが、それでも迷うことなく日本に救いの手を差し伸べたのだ。

 2010年5月12日、四川大地震が発生した際、日本政府が中国の被災地に救援部隊を派遣し、救援物資を送ってくれたことを決して忘れない。天変地異の自然災害に遭遇したとき、人が人を思う大きな博愛精神は国境を超えて、救援活動という真の行動に人々を駆り立て、中日の国民の心の溝をも埋めたようだ。今度は、日本が前代未聞の大災害の渦中にあり、被害は深刻だ。被災地の人々も世界からの物資や心の支えを必要としている。国連及び20の国家が日本への救援を表明しているなか、中国も隣国として放っておくわけにはいかない。

 日本を襲ったマグニチュード8.8の大地震は、中国の何億もの人々の心を揺さぶった。地震の被害が深刻な仙台市は魯迅が生前留学していた場所でもあり、仙台市がある宮城県には3万人以上もの中国人が住んでいる。激甚な自然災害を目も前にして、民族に関係なく助け合い、国籍に関係なく協力し合う、これこそ人間愛である。被害がまだまだ広がるなか、我々は心から、日本にいる中国の同胞たちが自分の身の安全を確保すると同時に、ボランティア精神を持って、助けを必要としている日本の人々に手を差し伸べてくれることを願っている。

 天災は無情でも人には情がある。困難な状況のなかで、心からの誠実さに気づくのだ。容赦なく人々を襲う地震、津波、土砂崩れは、人類共通の脅威である。中日は経済や貿易の関係が密接で、互いの依存度も高い。日本の生産工場の部品が地震の被害を受け、生産が停止すれば、中国企業の生産ラインの正常な稼動にも影響を与える。地震や津波に対し、中日両国の人々は、心をひとつにして手を取り合い、ともに困難に立ち向かい、結束して被災地の人命救助を急ぎ、工場の正常稼動、地域の早期復興に力を入れるべきだ。

 現在、余震はまだ続いており、被災地での救援活動は最優先事項である。日本の与野党もとりあえずは政治の「一時休戦協定」を結んでいる。菅直人政権は今回、震災救援という重要な任務を負っている。大きく混乱することもなく、整然と地震被害に立ち向かう日本国民の姿はとても印象的だ。政府と国民の防災・地震・救援対策は中国も見習うべき点が多い。日本政府はきっと国民の先頭に立って、今回の震災を乗り越えることができるだろう。そして、たくましく精力的な日本国民はきっと自分たちの町を蘇らせることができるはずだ。

 文=清華大学当代国際問題研究院副院長劉江永

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