温家宝首相,広州交易会開幕式であいさつ
2011/10/15

 

 【新華社広州10月15日】第110回中国輸出入商品交易会(広州交易会)の開幕式と中国の世界貿易機関(WTO)加盟10周年を記念するフォーラムが14日午前、広東省の広州で開催された。胡錦涛共産党総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が祝賀書簡を寄せ、温家宝共産党政治局常務委員・首相があいさつした。

 胡主席は書簡の中で次のように指摘した。この55年間、広州交易会は国の経済建設のために奉仕し、我が国の企業、商品、ブランドの海外進出を積極的に促してきた。交易会は中国の対外開放、特に対外貿易を促す重要なプラットホームになっており、中国と世界各国の経済貿易協力を促すことに重要な役割を果している。

 さらに次のように強調した。第12次5カ年計画(2011~15年)期間も、我が国は互恵とウィンウィン(共に勝者になること)の開放戦略を推進し、対外開放を拡大し、深めていく。広州交易会が国内外の経済発展の状況と経済情勢の変化に主動的に適応し、開催理念を刷新し、サービスを改善し、より大きな特色とより大きな影響力を持つ商品交易会、より効率の高い商品交易会を目指し、中国と世界各国との互恵協力を強化するために、また中国の対外開放のレベルを全面的に引き上げるために、より大きな貢献をすることを望んでいる。

 開幕式は広州琶洲展覧館で開催された。午前10時30分、熱烈な拍手のなか、温家宝首相があいさつし、次のように述べた。広州交易会の歴史は、新中国の対外開放の歴史そのものである。中国経済の急速な発展と改革開放の継続的な推進にともない、広州交易会は、より大きな特色を持つ商品交易会、レベルと効率がより高い商品交易会に成長するだろう。

 さらに次のように指摘した。あと2カ月で、我々は中国のWTO加盟10周年を迎える。WTOに加盟してからの10年間に、中国の様相は大きく変わり、中国の対外経済貿易関係に大きな変化が生まれ、世界における中国の地位と役割にも大きな変化が生まれた。この10年を振り返ると、三つの重要な結論を得ることができる。中国は約束を守る国で、WTO加盟時の厳かな約束を果した、というのが第一の結論である。中国は積極的に責任を負う国で、自身の発展水準にふさわしい国際的な責任を果たしてきた、というのが第二の結論だ。中国は共同発展に努力している国で、平等互恵、協力、ウィンウィン(共に勝者になること)の対外開放政策を終始推進している、というのが第三の結論である。

 また次のように強調した。対外開放という基本国策と互恵とウィンウィンの開放戦略を断固として推進することは、中国人民自身が選んだ道だ。中国は現在も発展途上国で、人口が多い、基盤が弱い、発展が不均衡、科学技術が相対的に遅れている、経済体制と政治体制の整備が遅れている、というのが我が国の基本的な国情だ。そのため、思想を絶えず解放し、時代と共に歩み、揺るぎない決意と勇気をもって改革開放を継続し、胸襟を大きく開いて国外のあらゆる文明の成果に学んでいかなければならない。現在の中国をみると、開放を拡大する基盤は一段と固まってきており、環境も一段と成熟してきている。国民の意欲はより強くなっており、対外開放の道はより広くなっている。我々がまとめた第12次5カ年計画は、より積極的、より主動的に開放戦略を推進していくことを明確に打ち出し、断固として対外開放を推進していくという中国政府と人民の勇気と決意を明らかにしている。

 温首相は次のように指摘した。より積極的、より主動的に開放戦略を推進していくためには、輸入の拡大と輸出の安定をリンクさせ、国際収支の基本的な均衡を促すために努力しなければならない。外資の利用と対外投資をリンクさせ、国民経済発展の余地を拡大していかなければならない。沿海の開放の深化と内陸部、国境地帯の開放の拡大をリンクさせ、地域開放の枠組みをさらに合理的なものにしていかなければならない。経済分野の開放とそのほかの分野の開放をリンクさせ、開放によって改革を促し、発展によって改革を促していかなければならない。先進国に対する開放と途上国に対する開放をリンクさせ、各国との共通に利益を拡大していかなければならない。多国間開放と二国間開放をリンクさせ、国際経済システムにおいて引き続き建設的な役割を果し、対外開放という偉大な事業を前進させていかなければならない。

 温首相は午前11時、第110回中国輸出入商品交易会の開幕を宣言した。

 汪洋・共産党政治局委員・共産党広東省委員会書記が開幕式に出席し、第110回中国輸出入商品交易会の主任を務める広東省の黄華華省長があいさつした。開幕式は陳徳銘商務相の司会で進められた。

 開幕式に先立ち、温首相は交易会の商品展示エリアを見学し、開幕式に出席した一部の招待客と会見し、記念撮影を行った。

 広州交易会は、中国の交易会の中で歴史が最も古く、規模が最も大きい総合的な国際貿易展覧会で、年2回開催されている。成約総額は、中国の輸出入総額の4分の1を占める。第101回から中国輸出入商品交易会に名称が変更され、輸出を専門としていたプラットホームが輸出と輸入の両方を扱うプラットホームに変わった。第110回広州交易会は、10月14日から11月4日までの間、琶洲展覧館で3回に分けて開催され、企業2万4000社が参加する。

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