経済体制改革を深めるための重点活動を手配 国務院常務会議
2011/04/21

 【新華社北京4月19日】 中国の温家宝首相は20日、国務院常務会議を招集し、経済体制改革を深めるための今年の重点活動について手配を行った。

 会議は次のように指摘した。今年は第12次5カ年計画(2011~15年)がスタートする年で、より大きな決意と勇気をもって重点分野と段階の改革を進め、政府と市場、経済成長と社会発展、改革深化と安定維持、現在の試練への対応と体制制度整備との関係を適切に処理し、改革の最上層の設計とマスタープランをより重視し、科学的発展を妨げている体制的制度的障害の除去を急ぎ、経済成長パターンの転換を促し、経済と社会の全面的でバランスのとれた持続可能な発展を促していかなければならない。

 会議は今年の改革の重点活動を決めた。

 1、経済成長パターンの転換に関する改革を推進し、科学的発展を促す。国有資本の進出撤退と合理的流動に関する仕組みを健全化し、国有大型企業の会社制改革と株式制改革を加速する。民間投資を奨励誘導する政策措置を実行に移し、透明で公開された市場参入基準と支援政策をまとめ、中小企業支援システムづくりに関する指導意見を発表する。資源製品価格制度改革と環境保護料金徴収制度改革を深め、電気料金制度改革を着実に推進し、石油製品と天然ガス価格形成の仕組みを整備する。財政税制金融体制改革を深め、資源税改革の範囲を拡大し、一部の生産的サービス業で増値税改革を試験的に進める。不動産関連の租税政策を見直す。金利市場化改革を進め、新しいタイプの農村金融機関を育てる。渉外経済体制改革を深め、海外投資リスクを防止管理する仕組みを確立、健全化する。

 2、社会分野の改革を深め、民生を保障改善する。所得分配制度改革と社会保障制度改革を深め、所得分配改革計画をまとめ、賃金団体交渉の仕組みを着実に推進する。都市住民養老保険の実験と事業体養老保険制度改革の実験を推進し、新型農村社会養老保険実験の範囲を拡大し、住宅保障システムづくりを加速する。国家基本公共サービスシステムづくりを推進し、基本公共サービス提供の方式を改革する。戸籍管理制度改革を積極的かつ穏当に進める。科学技術、教育、医薬衛生分野の体制改革を推進する。

 3、行政体制改革を深め、清廉政治づくりを強化する。行政審査認可制度改革を深め、行政問責制度づくりを強化する。事業体の改革を分類して推進する。財政予算の公開に力を入れる。機関運営費管理制度、公務接待制度、会議制度、公用車制度などに関する改革計画を発表する。一級行政区が県や市を直接管理する実験を始める。

 4、農村改革を深め、体制と制度を改善する。農村の土地請負関係を長期的に変えない政策と実施規則を整備し、耕地保護保障制度を確立する。農村土地収用制度を改革する。国有農場、営林場管理体制の改革を進める。水資源管理体制を整備し、水道料金制度改革を積極的に推進する。

 会議は以下のことを決めた。公共賃貸住宅と安価賃貸住宅の建設、都市簡易住宅地区の改造、関連インフラの整備を支援するために、中央財政から180億元を追加計上する。新型農村社会養老保険の実験を支援するために、123億元を追加計上する。これを踏まえて、新型農村社会養老保険のカバー地区の範囲を旧計画の40%から60%に引き上げ、7月1日から実施する。無収入都市住民養老保険の実験も並行して進める。

 会議はそのほかの事項についても討議した。

(新華網日本語=中国通信社)

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