中国人学生の日本のトップクラス大学受験の難易度を引下げ
2013/06/19

 教育の国際化は日本の大学の発展に共通の目標となっている。日本の教育の最高水準を代表する東京大学はこのほど学部の新入生の入学式を行った(欧米の学制とは異なり、日本は4月に新学期を迎える)。入学式では濱田総長が3千人以上の新入生を前に、当大学生の2つの弱点について忌憚なく指摘した。第一に、国際的な流動性が低いこと。第二に、学生の資質はよいものの多様性に欠け、国際化のレベルが低いことを言外に語った。政府と大学がこうした状況を変革させようとしているこの時期、中国人学生の日本留学にも新たな兆しが見える。

 日本の優れた人材は3カ国語マスター

 日本の各大学は国際化の強化のための様々な措置を行っている。例えば東京大学では、秋入学を提起すると同時に、学期の変革も行うことを提唱している。東大は、近年の中国の国際的な地位の大幅な向上にともない、未来の中国市場が不可欠であることから、学生は中国との交流能力を持つことが必須だと見て、李白や杜甫といった漢詩のコースや「紅楼夢」などの中国の古典・名著の原文朗読などのコースを開設し、日本人学生の漢語面でのレベルアップを図っている。

 また中国の有名校への短期留学もスケジュールに入っている。ますます大きくなる国際化の要請を背景に、東大の学生は日本語、英語、中国語の3カ国語をマスターすることが「当然」のように見なされている。

 東大など日本の大学の国際化の進展の加速は、日本の大学のレベルを保証するものだ。日本・自民党の教育再生実行本部がこのほど安倍首相に提出した「大学入試でのTOEFL義務化」の提案では、30カ所以上の大学でTOEFL90点以上を卒業の条件にすることを挙げている。これは、日本への留学、特に有名大学への留学を希望する中国人学生は、日本語の他に英語も勉強しなければならないことを意味する。これまで中国人学生の中には英語の成績が悪いことから日本語を選ぶ学生もいたが、こうした考えは遅れたものとなっている。

 日本の大学が留学生拡大の計画

 日本学生支援機構が今年初めに発表した「最新外国人留学生数統計報告」によると、2012年5月時点での国立大学の留学生数は約3万5千人となっている。そのうち国立大学の学部生の割合はわずか14.9%に留まる。より大きな発展のために、日本の国立大学は優秀な学生確保に力を入れている。

 日本の国立大学の学生募集数の割合引き上げは、中国人学生にとってよいニュースであることは間違いない。また、国立大学の外国人留学生募集計画では、私立大学と留学生の奪い合いが激化することは避けられず、中レベル以下の私立大学の学生募集がより困難になると見られる。中国人学生は今後、こうした大学の選択ではより慎重になるべきだ。文匯報が伝えた。

(人民網より)

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