総領事館の領事が第14回酒田港中国人強制連行殉難者慰霊祭に出席
2012/10/22

 10月21日、第14回酒田港中国人強制連行殉難者慰霊祭が酒田市内にある海晏寺行われ、当館から申慶祝領事、鍾発麗領事が出席した。

 約50名の山形県各界の代表者らが海晏寺の本堂に厳かに集まり、供養台の前には人々の献花した花や焼香台が並べられた。慰霊祭は「酒田港中国人強制連行を考える会」によって行われ、司会を務める日本中国友好協会酒田支部の責任者の丸谷紀一氏が開会の挨拶をした後、広瀬智一法師が殉難者のために読経焼香し、続いて参加者らがゆっくりと供養台へ歩を進め、哀悼の意を表し、焼香した。

 鍾発麗領事は次のように慰霊の詞を述べた。第14回酒田港中国人強制連行殉難者慰霊祭がこのように厳粛に行われるにあたり、中国駐新潟総領事館を代表し31名の酒田港中国人強制連行殉難者の同胞の方々に心より哀悼の意を申し上げる。75年前旧日本軍国主義者が引き起こした中国侵略戦争で、数万人の中国民衆が旧日本軍に銃を突きつけられ、日本各地へ強制連行され、奴隷のように過酷な労働を強いられた末、数千人が悲惨な死を遂げた。「酒田港中国人強制連行を考える会」の皆さんは20年近く酒田港への強制連行と強制労働に関する実態調査を続け、さらに殉難者の遺骨返還や、被害者および家族の損害賠償訴訟などへの支援に尽力されてきた。ここに「酒田港中国人強制連行を考える会」および山形県各界関係者の方々に敬意と感謝を申し上げる。

 「前事を忘れざるは後事の師となり」という言葉があるが、本日私たちがここで不幸にも大切な命を落とした方々の霊を弔い、旧日本軍国主義者の中国侵略戦争がいかに残虐なものか、いかに人類に反するものかをもう一度見つめなおすことは将来にむけて平和なアジア、平和な世界を作る一助になるだろうと。

 慰霊祭では、数名の地元市民の代表が慰霊の言葉を述べた。日本中国友好協会の長尾光之会長ら友好団体の方、吉泉秀男国会議員の方数名および市川昭男山形市長、村上栄三郎酒田市議長らからはメッセージが届いた。皆さんは酒田港で殉難した方々の霊に哀悼の意を表すると同時に日本は中国侵略戦争と中国人強制連行の歴史を反省すべきだとし、戦争の轍を二度と踏まぬよう、中日両国の末永い平和友好を心から祈った。

推荐给朋友
  印刷 全文印刷