在新潟中国総領事館が福島市で華僑華人留学生中秋節懇親会を開催
2011/09/13

 在新潟中国総領事館は9月10日に、福島市中心部にある「コラッセ福島」内展望レストランにおいて「福島県華僑華人留学生中秋節懇親会」を開催した。当館からは宮暁冬副総領事、領事部全員および当館各部門責任者が出席。津波や原発事故により特に甚大な被害を蒙った相馬市、南相馬市、双葉町、川俣町を初め、福島市、郡山市、いわき市、会津若松市など福島県内各地20以上の市町村から華僑華人、留学生、研修生代表の100名近くが参加した。

 当総領事館を代表して、宮副総領事が挨拶の言葉を述べた。「まずこの度被災された福島の同胞の皆さんに謹んでお見舞い申し上げ、中秋節のご挨拶をさせていただきます。中国政府、中国国民および当総領事館は福島県被災地に暮らす同胞の皆さんのことをいつも気にかけています。5月21日温家宝総理が福島を訪問した際僑胞の皆さんをお見舞いし、その後国務院僑務弁公室が被災地の同胞の皆さんに義援金10万米ドルを贈りました。当総領事館も皆さんのために出来る限り支援していく所存です。」宮副総領事はさらに福島の同胞が災害に屈せず以前の生活や仕事、学業を取り戻すために努力してきたことを讃え、又、福島華僑華人総会の立ち上げ準備に取り掛かり、一丸となり災害に立ち向かうことを高く評価した。そして、当総領事館が一時帰国避難希望者への緊急協力を行った際、福島の同胞の皆さんから尽力をしてもらったことに感謝の意を述べ、最後に一日も早く地震前の幸せで穏やかな生活に戻れるようと祈願の言葉を送った。

 続いて、福島華僑華人総会準備委員会の窦元珠会長が福島の参加者を代表して挨拶し「被災して6ヶ月経過した今、総領事館主催の中秋節懇親会を機に楽しく集うことができ、厚くお礼を申し上げます。」と述べ、また、参加者へ福島華僑華人総会の理念「一致団結、相互扶助、親睦交流、着実な奉仕」を紹介し、皆で力をあわせて、福島華僑華人総会を順調に発足させ、一致結束し目下の困難に立ち向かおうと呼びかけた。

 さらに会津大学の程子学教授や、福島学院大学の呂学如助教授をはじめ、各地区華僑華人代表者や、留学生の代表として福島大学留学生会の劉延廷会長、研修生の代表として富士通アイソテックの研修生の江偉さんはそれぞれ挨拶に臨んだ。各代表は地震等の災害に遭いもっとも心細かったときに祖国と総領事館がよせてくれた暖かい気配りと力強い援助を決して忘れられないと強く語り、今後はより一層仕事や、勉学に励み、美しい福島を再建し、祖国の発展と中日友好関係の促進のために努力していくとともに福島華僑華人総会の立ち上げと発展の一助になることを決意した。

 懇親会は楽しい雰囲気に満ち、参加者らは、各々交流を楽しんだ。皆さんは災害を経験し、中には家まで失い、まだ避難生活を続けている人さえいるものの、明るい表情で故郷の話や友人の話、先生との思い出、祖国への思いを語り合った。又、地震後に総領事館が何度も自分たちを見舞いに訪れ、水やビスケットなどの食品を届けてくれたことは一生肝に銘じると話し、「総領事館の心こもった励ましは私たちが仕事や勉強にがんばり続ける支えになり、困難に勝つ力になる」とした。同胞の皆さんのスピーチは生き生きとし、真摯で誠実な思いがこめられ、会場はたびたび大きな笑い声と拍手に包まれた。最後に参加者一同は一列に並び、総領事館の出席者に向けお辞儀をして感謝を表し、会場は一時静まり返った。総領事館の出席者は深く心を打たれた。

 今回の懇親会は当総領事館が業務エリアのひとつである福島県において、はじめて開催した華僑華人留学生むけの懇親会であり、同県で過去最大規模の華僑華人留学生同士の催し。福島の華僑華人が日本での未曾有の震災に見舞われた後、総領事館と同胞の皆さんとの第一回目の安らぐ交流会となった。

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