山形の味 香港で売れ行き好調 県機構が高級スーパーでプロモーション
2012/08/06

 アジア地域への山形県産品輸出に力を入れる山形県国際経済振興機構は、香港の高級スーパーで“山形の味”のプロモーションを展開している。生鮮や肉類といった店内のセクションごとに山形県産の青果物や加工食品をPR。現地では他国産などとの競合が激化する中、売れ行きは好調だ。スーパーの定番商品が多く、県産ブランドの着実な浸透がうかがえる。

 プロモーションは7月27日~8月12日、現地の高級スーパー「シティ・スーパー」で展開。夏場の恒例イベントとなっており、今回は売り場ごとにPRスペースを設け、メロンや小玉スイカ、キュウリ、カボチャなど旬の青果物のほか、豚肉やソーセージ、フルーツゼリー、つや姫などを紹介している。

 山形県食肉公社(山形市)と村上畜産(米沢市)山果連(山形市)JA庄内みどり(酒田市)鬼嶋庄一郎商店(山形市)和歌山産業(東根市)が出品。機構の県産品輸出チーフコーディネーター漆原意氏によると、注目度の高い青果類は“飛ぶ”ように売れており、豚肉にはリピーターがつくなど「イベントのたびに現地で県産品の認知度が上がっていることを感じる」と手応えを語る。つや姫なども試食で味覚を確かめ購入する消費者が多く、同公社がスーパーのプライベートブランドを目指して開発した県産豚100%のソーセージも上々の売れ行きという。

 香港は“ショールーム”とも称され、消費市場としてだけでなく、中国本土という巨大市場につながる入り口としても期待を集めている。現地で本土の富裕層が高級品を購入していくケースも目立つという。漆原氏は「香港の高級百貨店・スーパーは本土の富裕層へのPRの場ともなっており、高級小売店での取り組みはより重要性を増している」と指摘している。

山形新聞2012年8月4日

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