福島:県薬剤師会が養成へ 放射線詳しい「ファーマシスト」
2013/06/25

 東京電力福島第1原発事故で生じた福島県民の低線量被ばくへの不安の解消や、放射線に対する正しい知識の浸透を図ろうと、県薬剤師会(桜井英夫会長)は本年度、放射線や被ばくに詳しい薬剤師「放射線ファーマシスト」の養成に取り組む。各薬局の放射線ファーマシストが、放射線に関する県民の不安や疑問に応じ、リスクコミュニケーションの一端を担う。同会は23日、福島市で総会を開き、放射線ファーマシストの養成などを盛り込んだ本年度事業計画を決めた。

 現在、養成のための講座に使用するテキストを、放射線医学総合研究所(千葉市)の専門家の協力を得て作成中。テキストは初級、中級、上級の3種類作り、完成し次第、会員を対象とした講座を開講する。養成する人数などは今後検討する。同会は放射線ファーマシストとして養成された学校薬剤師を通じ、子どもたちにも放射線に関する正しい理解を広めていきたい考えだ。

 桜井会長は総会で「県民の不安を払拭(ふっしょく)するため、知識を備えた薬剤師を育成していきたい」と意欲を述べた。

2013年6月24日福島民友ニュース

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