ASEANに山形PR 観光協力対話
2013/06/19

 日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)間の観光・人的交流の拡大を目的に各国の政府当局、観光業界が初めて一堂に会した「日・ASEAN観光協力政策対話」の夕食会が18日夜、上山市の古窯で開かれた。細谷知行副知事が歓迎のスピーチを行い、豊富な温泉や食、四季折々の風景といった本県の観光の魅力を売り込んだ。

 日・ASEANの友好協力40周年を記念した同政策対話は19日まで3日間の日程。メーンの本会合は17日に福島県いわき市で開催した。日本からは井手憲文観光庁長官や観光関連団体の代表者らが、タイ、マレーシア、シンガポールなどASEAN9カ国からは政府観光局や観光業界の代表者が出席。各国の観光施策を紹介し、観光交流・協力の強化について協議した。

 古窯での夕食会には双方の関係者約50人が参加した。本県は、経済成長の著しいASEANに貿易と観光の両面で売り込む戦略を本年度本格化させている。シンガポールに職員を配置し、情報収集と同時に、県内企業の現地での商談会や食品フェアの出展などを支援し、県産品と観光のPRも行う。席上、細谷副知事は「各国からのアドバイスをもらい、観光立県を目指す。山形の魅力、東北の素晴らしさを多くの方に知ってもらい、訪れていただきたい」と歓迎の言葉を述べた。

 横戸長兵衛上山市長が乾杯のあいさつをし、やまがた舞子の演舞やカセ鳥の紹介、そば打ちの実演も行われた。夕食会の最後には出席者らが花笠踊りで交流を深めた。

 参加者は18、19の両日、東日本大震災と福島第1原発事故後、落ち込む東北の観光の復興に寄与する目的で、福島県と本県、宮城県の観光地を視察。県内では18日に上山市の観光果樹園でサクランボ狩りを体験した。

(山形新聞より)

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