ひな2羽が巣立ち
2013/06/03

 日本環境省は31日、佐渡市の放鳥トキで、新たにひな2羽が巣立ったと発表した。今年野生下で生存が確認されたひな5羽のうち、今回の2羽を含め4羽が巣立った。残る1羽は28日以降、行方が分からなくなっている。

 今回巣立った2羽は、4歳雄と3歳雌の巣でふ化した雌雄のひな。30日に雄が、31日には雌が巣を出て、近くの枝に両脚で止まった。巣の様子をインターネットで配信している映像から、同省が確認した。

 5歳の雌雄から生まれた雄のひなは28日午前10時すぎを最後に姿が見えなくなった。営巣木から落ちてそのまま巣立った可能性がある一方、天敵に襲われて死んだことも考えられるという。雄の親鳥は29日以降、営巣林で足を引きずっている姿が観察されている。

 同省の長田啓首席自然保護官は「2羽が無事に巣立って良かった。行方が分からないひなは、生存している望みを捨てず、注意深く観察を続けたい」と話した。

 営巣・抱卵している放鳥トキは現在4組。このうち、ふ化予定日を1カ月以上過ぎたペアが1組、無精卵が多いとされる再営巣ペアが2組ある。

(新潟日報より)

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